中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉43

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 ある薬師(医者)ありけり。病むものあれば、上下選まず、いとせちに(熱心に)心を尽くしけり。いといたう(いや)しきもの病めるありけり。薬箱いだいて薬調ずるに、その母なりける老婆のつくづくと見てゐしが、ゐざり出でて、「はばかりなることながら、ねぎ思ふこと(お願いしたいこと)こそ(はべ)」とて、いと言いひかねたるを、「何のことにてもあれ、思ふことはうちあらはして言ひね」と言えば、つつましげに声ふるはして、「下にくみ置き給ふ箱の御薬を給はれかし」と言ひけるにぞ、思はずほほ笑みて、「さらば与へん」とて、下にありしがうちの障(さは)りなき薬二つ三つ取り出でて調ぜしが、「必ずその薬はしるしあるべし」と語りぬ。 (後略)
(松平定信 「花月草紙」 海城高入試問題文より 表記一部変更)

 老婆は、病人の身分によって、医者が薬箱の上下を使い分けていると思いました。身分の上下を選ばない医者が、薬箱の上から取り出した薬を調合していると、老婆は薬箱の下の薬も欲しいと言います。そこで医者は、下に入れてある支障のない薬を調合すると、「その薬は効き目があるにちがいない」と老婆は言いました。

次の言葉の意味は、語群のどれでしょうか。
1 賎しき
2 侍れ
3 つつましげに
4 給はれかし

〔語群〕
ア 遠慮がちに
イ 貧しい
ウ いただけないでしょうか
エ ございます

答 え












答 え

1 イ 賎しき (貧しい)
2 エ 侍れ (ございます)
3 ア つつましげに (遠慮がちに)
4 ウ 給はれかし (いただけないでしょうか)


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